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相談事例

2025年11月05日

後継者不在の京都の訪問介護・小規模多機能型事業者が理解すべき、M&Aで想定される買い手候補

事務所だより|岡山県の相続専門司法書士たてやま法務事務所

京都府内では、訪問介護や小規模多機能型居宅介護といった在宅支援サービスの経営者が高齢化し、後継者不在による事業承継問題が深刻化しています。
一方で、これらの事業は地域密着で利用者基盤が安定しており、買い手企業からの注目も高まっています。
この記事では、想定される買い手候補を「水平統合」「垂直統合」の観点から整理し、どんなシナジー効果が生まれるのか、そして将来の譲渡に備えて取り組むべき経営改善について解説します。




この記事でわかること

・京都の訪問介護・小多機事業に多い買い手像

・水平統合・垂直統合によるシナジーの違い

・将来に備えて経営者が準備しておくべき実務ポイント




1. 水平統合──同業による拠点拡大と運営効率化



もっとも多いのが、同業他社による水平統合型M&Aです。
京都や滋賀などで複数拠点を持つ介護法人が、拠点拡大や人材確保を目的に買収を検討します。




水平統合で想定される買い手候補

・京都府内で複数拠点を持つ中堅介護法人

・訪問介護・デイサービス・グループホームを併設する法人

・人材採用コストを抑えたい地方事業者




同種事業を統合することでスケールメリットが生まれます。
たとえば、シフトや送迎車両を統合することで管理負担を軽減でき、
事務や請求業務を集約すれば10〜15%のコスト削減も可能です。



また、行政加算や処遇改善手当の申請ノウハウを共有できる点も、
同業同士のM&Aで得られる大きな実務的シナジーです。



2. 垂直統合──医療・住宅・人材企業による介護分野への展開



次に、医療や福祉・住宅関連企業などによる垂直統合型M&Aが増えています。
サービス連携を重視する「地域包括ケアモデル」の流れの中で、
異業種からの介護事業参入が進んでいます。




垂直統合で想定される買い手候補

・医療法人(在宅医療・訪問看護との連携強化)

・介護付き住宅・高齢者住宅運営会社

・人材派遣・教育事業者(介護職員育成目的)

・地域ディベロッパー(複合型福祉拠点の整備)




垂直統合の魅力は、サービスの連続性と顧客接点の拡大です。
たとえば、医療法人が訪問介護を取り込むことで、
退院後の生活支援から看取りまでを一貫して提供できるようになります。
また、住宅事業との連携により、「住まい+介護+医療」という
地域包括ケアの完成形を目指す動きも進んでいます。



3. シナジー効果──買い手が評価する3つの観点



M&Aでは、単に売上規模だけでなく、どんな相乗効果(シナジー)が得られるかが重要です。




① 利用者基盤の共有

地域の利用者・ケアマネ・包括支援センターとの関係性は、買い手にとって即収益化可能な資産です。
京都のように信頼ネットワークが密な地域では、「ネットワーク」そのものが価値になります。





② 職員・ノウハウの引き継ぎ

経験豊富な介護職員と管理者層がそのまま残ることで、
買い手はスムーズに運営を開始できます。
「人ごと引き継げる事業」は最も高く評価されます。





③ 行政・地域連携の継続

行政監査・加算体制・地域包括連携が維持されている事業は、
行政手続きを再構築する必要がなく、引継ぎコストを抑えられます。




4. M&Aに向けて経営者が準備すべきこと



京都の介護事業で円滑にM&Aを進めるには、特別な書類や手続きよりも、
「日常的に譲渡できる経営体制を整えておくこと」が最も重要です。




① 売上・利益率の安定化

赤字や稼働率低下の状態では、買い手の評価が下がります。
日頃から稼働率向上・加算取得・経費適正化を意識しておきましょう。





② 財務・契約情報の整理

決算書・職員配置表・行政指定通知など、事業内容を正確に示せる資料を整理しておくこと。
スムーズに開示できるだけで、買い手の信頼が高まります。





③ 現場が自立して回る体制づくり

経営者不在でも運営が続く状態こそ、買い手が最も求める条件です。
現場リーダーに権限を分担し、「経営者に依存しない体制整備」を意識しましょう。




つまり、M&A準備とは“売るための特別な作業”ではなく、
「安定した経営を続けること」そのものだと言えます。



5. まとめ



訪問介護や小規模多機能型事業は、地域に根づいた大切なインフラです。
廃業ではなくM&Aを選ぶことは、利用者・家族・職員にとっても大きな安心につながります。



そして、良い事業はいつでも買い手に評価されます。
「いざという時に譲渡できる状態を保つこと」が、
経営者として事業と人を守る最善の準備です。




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