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相談事例

2025年10月21日

後継者不在の訪問介護業者がM&Aにむけて準備すべきポイント

事務所だより|岡山県の相続専門司法書士たてやま法務事務所

「利用者さんの笑顔を絶やしたくない」──訪問介護事業の経営者が抱える現実



京都でも、訪問介護事業を長年続けてきた経営者の多くが、
「職員はがんばってくれているけれど、自分の後を継ぐ人がいない」
「利用者さんを残して辞めるわけにはいかない」と、将来に悩まれています。



訪問介護は、地域の高齢者を支える大切な仕事です。
しかし、他業種に比べて後継者不在率が高く
人材不足や報酬改定の影響もあり、体力的にも限界を感じる方が増えています。



いま、「廃業」ではなく“M&Aで事業を残す”という選択を
検討する経営者が増えています。
この記事では、訪問介護事業者がM&Aを進める前に準備しておくべき
3つのポイントを整理してお伝えします。



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なぜ今、訪問介護業のM&Aが注目されているのか



介護業界では、団塊世代の高齢化とともに利用者が増え続けています。
一方で、介護職員の人手不足は深刻化しており、
経営者の高齢化もあいまって「廃業=利用者の生活崩壊」という事態が各地で起きています。



そんな中で、同業他社や医療法人が「人材確保」や「サービス拡充」を目的に
訪問介護事業の買収に動くケースが増えています。
つまり、譲渡先が見つかれば、職員・利用者・地域を守りながら引き継ぐことができるのです。




買い手が注目する主なポイント

・介護職員の定着率やチームワークの良さ

・利用者数や居宅介護支援事業所との関係性

・行政との指定・加算・報告体制が整っているか

・地域における信頼とブランド力



特に訪問介護では、「スタッフが長く働いている」「利用者との信頼関係が厚い」事業所ほど、
高く評価されやすい傾向にあります。



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想定される買い手のタイプ



訪問介護のM&Aにおける買い手は、大きく次の2方向に分かれます。




① 水平方向(同業・地域拡大型)

・同じ地域内の訪問介護・デイサービス事業者

・職員と利用者をそのまま引き継ぎ、業務を統合

→ 現場が混乱せず、利用者に負担が少ない。



② 垂直方向(異業種・医療法人型)

・クリニック・看護・リハビリ関連事業者など

・医療と介護を一体運営するためのM&A

→ 利用者支援の範囲を広げたい医療法人に多い。



つまり、訪問介護事業は「人材・利用者・地域の信頼」が評価対象であり、
単なる利益ではなく理念の継承を重視する買い手が多いのが特徴です。



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M&Aに向けて準備すべき3つのこと



① 職員・利用者情報の整理

・職員の雇用形態・勤務年数・資格などを一覧化。

・利用者の担当状況やサービス内容、居宅ケアマネとの関係も整理。

→ チーム体制を明確にすると、買い手が安心して引き継げます。



② 行政・契約関係の整備

・指定更新時期、加算届出、報告書類を最新化。

・運営規程や勤務表など、監査対応資料を整える。

→ 行政対応が整っている事業所は信頼性が高い。



③ 経営状況と会計資料の可視化

・売上・人件費・加算構成を3年分まとめる。

・経営の安定性を数字で示すことで、スムーズに評価されます。



これらの整理は、買い手との交渉だけでなく、
「譲渡後の現場混乱を防ぐ」ための準備でもあります。



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譲渡を成功させるための注意点



介護事業のM&Aでは、利用者・職員・行政という三者の信頼関係が重要です。
そのため、情報漏洩を防ぐ秘密保持契約(NDA)を締結し、
慎重に情報を扱うことが求められます。



また、譲渡後も数カ月間は経営者が残って
「顧問」としてスタッフ・利用者の引き継ぎを行う形が一般的です。
現場の安心感を保つうえで非常に効果的です。



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「やめる」ではなく「託す」という選択



廃業を選ぶと、利用者へのサービス終了通知、職員の雇用調整、
行政への廃止届など多くの負担が発生します。
しかし、M&Aを通じて譲渡すれば、スタッフも利用者もそのまま守ることができます。



「これまで育ててきた職員と利用者を守りたい」。
その思いを実現するために、M&Aという承継のかたちを、
一度専門家と一緒に整理してみる価値があります。



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まずは専門家への匿名相談から



「まだ売るとは決めていないけれど、方向性を考えたい」
「職員に知られずに相談したい」──そんな段階でも構いません。



M&Aは“会社を手放す話ではなく、事業を残すための選択”です。
専門家と一緒に、まずは現状を整理してみましょう。




・事業所名や代表名を出さなくても構いません。

・お問い合わせフォームのお名前欄は仮名でも大丈夫です。

・ご相談後の営業行為は一切ありません。無理な営業はいたしません。


まずは、事業を残すための第一歩を一緒に整理してみませんか。



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事業承継で悩みを抱える経営者様へ。京都所在のつなぐパートナーズでは、中小企業診断士である代表が、秘密厳守、相談無料、完全成功報酬でご支援します。貴社に合った“出口戦略”を一緒に考えましょう。



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