
京都でサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の出口戦略を検討する際、多くの経営者が「廃業」を一つの選択肢として考えます。しかし、介護事業における廃業は、一般的な事業以上に多額のキャッシュアウトを伴う「最も高コストな選択肢」であることを認識しなければなりません。
本記事では、定員20名の小規模サ高住を例に、廃業時に発生する実コストと、M&Aによる事業譲渡での手残り額を定量的に比較・検証します。
廃業届を出す前に、以下の現金の流出を計算に入れる必要があります。
【廃業を選択した場合の収支予測】
※ここに借入金の残債が加わります。
【M&A(事業譲渡)を選択した場合の収支予測】
この差は実に3,300万円に達します。たとえ「譲渡価格が0円」であっても、廃業コストを買い手が引き受けるだけで、オーナー様の手元に残る現預金は劇的に改善されます。
廃業は指定を返上するだけですが、M&A(事業譲渡)の場合は、京都府や京都市との事前協議が必要です。特に「人員基準」や「設備基準」が現状で維持されていることが絶対条件となります。この実務的なハードルをクリアすることで、初めて「廃業コストをゼロにする売却」が可能になります。
中小企業診断士として、現時点での廃業コストの試算と、M&Aによる譲渡可能性を客観的な数字で比較提示します。
まずは仮名でのメール相談から、現実的な数字を確認してください。
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① 京都のサ高住経営者が理解すべき、会社売却の流れやメリット
相談から成約まで、具体的にどのようなステップを踏むのか。売却によって得られる創業者利益と、事業継続のメリットを詳しく解説しています。
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② 後継者不在のサ高住経営者が理解すべき、M&Aで想定される買い手候補
どのような企業が京都のサ高住を求めているのか。異業種からの参入組やドミナント戦略を描く同業者など、高値での譲渡に繋がる候補先を分析します。
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③ 後継者不在の経営者が理解すべき「廃業」と「M&A」の違いとそのポイント
廃業に伴う多額のキャッシュアウト(解雇手当や原状回復費)を回避し、従業員の雇用を守るための比較検討ポイントをまとめました。
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