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相談事例

2026年01月07日

京都の造園業の経営者が知っておくべき、小規模M&Aの売却価格の決め方と相場

京都の造園業経営者が知っておくべき「M&A売却価格」の決め方と相場




平安の時代から続く庭園文化を支え、京都の美しい景観や個人の邸宅、寺社仏閣の緑を守り続けてこられた造園業の経営者様。




2026年現在、造園業界は「熟練職人の高齢化・不足」という大きな課題に直面する一方で、
「富裕層の邸宅庭園への再投資」や「インバウンド向けの商業施設・ホテルの緑化需要」
により、技術力の高い企業の価値はこれまで以上に高まっています。




「自身の引退を機に、職人たちの高い技術を絶やさず次世代に繋げたい」

「公共工事だけでなく、安定した民間メンテナンスの基盤を正当に評価してほしい」




こうした際、M&Aは最適な解決策となります。まずは、京都の造園業において価格がどのように決まるのか、その基本構造を理解しましょう。








将来の選択肢として聞いておきたい方が多いテーマです。

「今すぐ売るわけではないが、価格の決まり方だけは知っておきたい」という段階でも、整理しておくと判断が早くなります。





1. 「時価純資産+年倍法」による算出の仕組み




造園業の価値は、保有する「車両・重機・資材・置場」という有形資産と、長年の営業で築いた「得意先リスト・職人の技術・公共工事の格付け」という無形資産の合計で決まります。





  • 時価純資産:現預金、車両・重機の時価、土地、敷金から負債を引いた実質的な価値(器の価値)

  • 年倍法:その会社が将来生み出す利益を「のれん代(営業権)」として加算するもの(中身の価値)





売却価格の基本式は次のとおりです。




売却価格 = 時価純資産 +(実態営業利益 × 2年〜5年)




造園業は、特に「手入れ(メンテナンス)」による継続収入が安定しているため、のれん代の倍率が手堅く評価される傾向にあります。




検討が早いほど選択肢が広がる傾向があるのが、この業界の承継の特徴です。

売上や利益が落ちてから動くより、一定の受注と職人が揃っている間のほうが、条件面で有利になりやすいです。





2. ステップ1:時価純資産(器の価値)を算出する




決算書上の「純資産」を、実勢価格(時価)に修正します。造園業特有の重要ポイントは以下の通りです。



① 車両・重機・特殊工具の評価




高所作業車、ダンプ、バックホー、チェンソー、そして京都の庭師ならではの特殊な道具類。




評価のポイントは、中古市場が活発であることです。帳簿上の価値が低くても、実働しているものは「即戦力の資産」として時価で計上します。



② 「資材置場・土場」の土地評価




京都市内や近郊で、大きな石や樹木、重機を保管できる「土場」を確保するのは容易ではありません。




評価のポイントとして、自社所有であれば現在の地価(時価)で再評価します。賃貸であっても、良好な条件での契約維持は大きな強みとなります。



③ 樹木・石材などの「在庫」




仕入れ済みの庭石、灯籠、あるいは植え込みを待つ樹木。特に京都で珍重される銘石や、樹形の良い古木などは、希少価値を反映した評価を行います。



④ 役員借入金の整理




オーナー様が会社に貸し付けている資金は負債から除外し、自己資本(プラス評価)として整理します。






3. ステップ2:年倍法(稼ぐ力=のれん代)を算出する




「のれん代」は、その会社が持つ「地域での信頼」や「現場力」を数値化したものです。



実態利益(修正後利益)の把握




決算書上の利益を、オーナー固有の事情を調整して「本来の稼ぐ力」に引き直します。





何年分を掛けるのか(相場は2年〜5年)




造園業は受注形態によって、評価倍率が変わります。





  • 個人邸・寺社の手入れメイン(ストック型):3年〜5年(収益の継続性が極めて高いため)

  • 公共工事・下請け工事メイン(フロー型):2年〜3年(入札ランクや元請けとの関係性に依存)







【途中CTA】一度、専門家と現状を整理してみませんか





「うちは売れるのか」「土場や石材はどこまで評価されるのか」――。

とりあえず話を聞くだけで良いので、まずは現状を棚卸ししてみませんか。




https://tsunagupartners.com/contact.php

※お問い合わせフォームの「お名前」欄は仮名でも構いません。

無理な営業はいたしません。状況整理を中心に進めます。







4. 京都の造園業において「評価」を高める要素




京都の特殊な市場環境では、以下の要素が「のれん代」を大きく引き上げます。



① 寺社仏閣・老舗料亭との「専属維持管理契約」




京都の歴史的景観を担う寺社や老舗料亭との、長年にわたる信頼関係。




最大の強みは、一朝一夕には入り込めない京都ならではの「強固な顧客基盤」であり、他府県からの参入を狙う企業にとって最大の魅力です。



② 職人の「資格」と「若さ」




1級・2級造園施工管理技士、造園技能士、街路樹剪定士など。




有資格者が多く、かつ平均年齢が若い技術者集団であることは、それだけで数千万円単位の価値を生みます。2026年現在、若手の庭師が在籍していることの希少性は極めて高いです。



③ 京都独自の「伝統技術」の継承




「透かし剪定」や竹垣の製作、石組み、枯山水の作庭技術など。




単なる草刈りではない、京都の美意識を具現化できる高い技術レベルは、高級ホテルや海外プロジェクトを手がけたい買い手にとって垂涎の的です。



④ 公共工事の格付け(京都市・京都府)




高いランクを維持していることは、組織としての管理体制や実績が証明されていることを意味し、安定した受注基盤として評価されます。






5. 相談パートナーの選び方:大手仲介と地域専門家(吾郷)の違い




造園業のM&Aは、現場の呼吸や職人気質を理解した繊細な交渉が必要です。



私たち(中小企業診断士・代表 吾郷)の伴走支援




地域に根ざした造園会社様において、オーナー様が最も心配されるのは
「職人たちがそのままの条件で働けるか」「長年の顧客(旦那衆)に失礼がないか」という点です。








6. まとめ:技術のバトンを「正しく渡す」ために




造園業のM&Aは、廃業ではなく、貴社の事業を次世代へ確実に繋ぎ、さらに発展させるための「戦略的なバトンタッチ」です。




「小規模で、親方と数人の職人だけだが大丈夫か?」

「公共工事のランクが低いが売れるのか?」




そんな不安をお持ちでしたら、まずは「時価純資産+年倍法」の視点で、自社の現在地を確認してみませんか。着手金・月額費用は一切不要です。
京都の地域事情と造園業界の動向に精通した中小企業診断士が、貴社の事業を、信頼できる相手に繋ぐお手伝いをいたします。





【京都のM&A・事業承継は私たちにご相談ください】



後継者問題、会社売却の不安を一人で抱え込まず、専門家にお話しください。

当社は着手金無料代表吾郷が最初から最後まで専属でサポートいたします。

ご相談は秘密厳守・無料です。安心してご相談ください。


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