相談事例
2025年11月11日
京都の日本語学校経営者が理解すべき、会社売却の流れやメリット

京都の日本語学校経営者が理解すべき、会社売却の流れやメリット
京都の日本語学校では、経営者の高齢化や留学生減少、行政対応の負担増などを背景に、事業を売却して承継を図るケースが増えています。ここでは、会社売却の基本的な流れとメリットを整理します。
会社売却の基本的な流れ
- 専門家への相談
まずはM&A仲介会社や専門家に相談し、目的を整理します。何を優先してM&Aを進めるかを考えることが重要です。
- 企業価値の算定
生徒数、講師数、利益、物件契約、認可状況などを基に企業価値を算定します。
- 買い手候補の選定
同業の教育法人、専門学校運営会社、外国人支援企業などが候補になります。近年は訪日需要を見据えた不動産会社の参入も見られます。
- 基本合意とデューデリジェンス
ある程度の売却条件の合意のうえ、買い手による法務・財務・運営調査が行われます。許認可継続や教員体制の確認が重要です。
- 最終契約・引継ぎ
譲渡契約締結後、学生募集・授業運営・職員体制などを引き継いでいきます。
売却の主なメリット
- ① 事業の継続と許認可の維持
買い手が運営を引き継ぐことで、学校名・認可・職員雇用が維持され、学生への影響を最小限に抑えられます。
- ② 経営リスクの軽減
留学生数の変動や行政監査リスクから解放され、経営者個人の負担が軽減します。
- ③ 売却益の確保
売却により資金を得て、次の人生設計や別事業への投資に活用できます。
- ④ 教育の継承
理念やカリキュラムを引き継ぐことで、教育活動を次世代に残すことができます。
注意点・リスク
- ① 契約条件の確認
売却後の経営関与期間(ロックアップ)や、競業避止義務が設けられるケースがあります。
- ② 時間がかかる
申請や行政手続きが関係するため、一般的なM&Aよりも期間が長くなる傾向があります。
- ③ 教職員・学生への説明
譲渡時期や引継ぎ内容を丁寧に説明し、混乱を避ける体制づくりが求められます。
- ④ 税金・手数料の発生
譲渡所得税や仲介報酬がかかるため、手取り額を試算しておくと安心です。
売却を検討すべきタイミング
学生数が確保できており、業績が安定しているうちに検討するのが理想です。
業績が落ち込み始めてからでは評価が下がるため、早期判断が結果的に有利になります。
京都における買い手の傾向
京都では、観光関連企業や教育法人による日本語学校の買収・統合が見られます。特に宿泊・観光・人材育成を一体化した運営を目指す企業が関心を示しています。
まとめ
日本語学校の売却は、単なる撤退ではなく、「教育の灯を次代へつなぐ選択」です。
M&Aは経営者にとって苦渋の決断である一方、学生・教職員・地域との関係を守る最良の方法でもあります。
まずは現状を整理し、信頼できる専門家に相談することから始めましょう。
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