

京都府内でも、訪問看護ステーションの経営者高齢化が進み、後継者不在による廃業リスクが顕在化しています。特に創業10年以上の事業所では、管理者が60代以上というケースも多く、看護師不足と並んで経営継続が難しくなっているのが現状です。
一方で、医療・介護連携の重要性が高まる中、訪問看護は地域包括ケアの中核を担う存在となっています。そのため、廃業ではなく、M&Aによる事業承継で地域医療を守る動きが京都でも広がりつつあります。
ポイント:訪問看護は、利用者・医療機関・ケアマネジャーとの信頼関係がそのまま資産となる事業です。
在宅医療へのシフトが続く中、訪問看護ステーションは今後も一定の需要が見込まれます。しかし、保険制度・人材確保・運営管理などの負担が重く、単独経営では限界を感じる事業者も増えています。
そのため、「地域密着型の小規模事業所」+「運営基盤のある買い手」という組み合わせで、相互補完的なM&Aが進んでいます。
最も多いのが、医療法人や在宅診療クリニックによる買収です。訪問看護部門を併設することで、在宅患者への一貫した医療提供体制を築けるため、シナジーが大きいと評価されています。
特に京都では、内科・整形外科・脳神経外科などの診療所が在宅領域に進出しており、「自院患者への訪問体制を強化したい」というニーズから買収に踏み切るケースが増えています。
訪問介護・デイサービス・居宅支援事業所などを運営する介護事業者が、医療領域を取り込む目的で訪問看護ステーションを買収する動きも顕著です。医療と介護を一体化させることで、利用者の「在宅看取り」や「医療依存度の高い方」への対応が可能になります。
京都市・向日市・城陽市などでは、地域包括ケア体制を重視する法人が増えており、訪問看護を自社グループ内に抱えるメリットが注目されています。
近年では、京都を拠点に複数拠点を展開する医療・介護グループが、新規エリアへの進出を目的に小規模な訪問看護事業を譲り受ける例も見られます。
人材・シフト・請求管理などのシステムを共有化することで、運営効率を高めつつ、既存の利用者や職員を守る形で事業を継続できる点が大きな特徴です。
このように、買い手にとっては「地域に根付いたステーションをそのまま活かせる」というメリットがあり、経営者にとっても理念を引き継いでもらえる安心感が得られます。
京都府では、M&Aによる事業統合が増えています。いずれも、後継者不在+人材確保難を背景に、同業または関連業者への譲渡が進みました。
買い手側は、看護師確保・在宅医療拡大・地域包括ケアの強化を目的とする法人が中心です。
一方で、業績不振や利用者減少に陥ってからの相談では交渉が難しくなるため、「業績が安定しているうちに」相談することが重要です。
訪問看護は、スタッフや利用者との信頼関係が深い分、譲渡タイミングの見極めが極めて大切です。
訪問看護は、医療法・介護保険法の両方に関わるため、譲渡スキーム設計には専門的な知識が欠かせません。法的・実務的に正確な手続きを行うことで、スムーズに事業を引き継ぐことが可能です。
訪問看護のように、利用者・職員・行政との信頼関係を基盤とする事業では、譲渡のタイミングと方法が極めて重要です。
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