相談事例
2025年11月06日
後継者不在の京都のネイルサロン・まつげサロン経営者が理解すべき、M&Aで想定される買い手候補

“技術と信頼”をどう残すか──京都のネイル・まつげサロンが直面する後継者不在
京都市近辺などでネイルサロンやまつげサロンを経営されている方から、「スタッフはいるが経営を継いでくれる人がいない」「店舗を閉じたくないが年齢的に限界」という声をよく聞きます。
顧客の信頼で支えられてきたサロンほど、閉店は地域にとっても大きな損失です。
そんな中、注目されているのが
M&A(事業の譲渡・承継)です。
単に「売る」ことではなく、
自分の築いた技術・顧客・ブランドを次世代に残す手段として、美容業界でも関心が高まっています。
【この記事でわかること】
・ネイル・まつげサロンのM&Aが増えている理由
・京都で想定される買い手タイプ
・“技術・顧客・人”を守る承継の進め方
なぜ今、ネイル・まつげサロンでM&Aが進んでいるのか
美容業界では個人経営のサロンが多く、
後継者不在が年々深刻化しています。
特にネイル・まつげ分野は、オーナーと顧客との信頼関係で成り立っているため、オーナーの引退=閉店となりやすい構造です。
一方で、サロンを引き継ぎたい側から見ると、
「人材を育てるより、すでに顧客のついている店舗を承継した方が効率的」という事情があります。
京都では、観光客だけでなく地元リピーターが多いため、
安定収益型の小規模サロンが買い手にとって魅力的な存在になっています。
- 新規出店よりリスクが低い
- 技術者・設備・固定客が揃っている
- 安定した顧客基盤
こうした理由から、個人サロンでも
M&Aによる承継が十分現実的な選択肢となっています。
京都で想定される買い手候補3タイプ
① 同業の美容サロン・エステ運営企業(水平統合)
→ 京都・大阪・神戸など関西圏で展開する美容グループが、店舗拡大や人材確保を目的に買収。
ブランドや雰囲気を維持したまま引き継ぐケースが多く、スタッフの雇用も安定しやすい。
② 美容関連企業・コスメブランド(垂直統合)
→ コスメブランドやスクール運営会社、化粧品メーカーなどが、自社製品の発信拠点・教育現場としてサロンを承継。
製品開発・教育・販売を一体化する「ブランド連携型M&A」が増加中。
③ 独立希望のネイリスト・アイデザイナー
→ 実力のあるスタッフやフリーランスが、既存顧客と店舗設備を引き継ぐケース。
初期投資を抑えながら独立でき、地域ブランドを残しやすい形です。
水平統合と垂直統合──買い手の狙いを理解する
ネイル・まつげサロンのM&Aでは、大きく分けて2つの方向性があります。
ひとつは「水平統合」。
同業サロン同士が手を組む形で、
店舗数の拡大やスタッフ確保を目的としています。
京都では、大阪や神戸の美容グループが地元密着型サロンを買収し、屋号を残したままブランド展開する事例が多く見られます。
もう
ひとつは「垂直統合」。
コスメブランドや美容スクール、化粧品メーカーなどが、
自社商品の販売・教育・体験拠点を強化するためにサロンを承継します。
たとえば、アイラッシュスクールがサロンを買収し「学ぶ+働く」を一体化したモデルを作る動きもあります。
どちらのパターンでも、買い手が最も重視するのは「顧客が離れないこと」「スタッフが継続すること」。
経営者が変わっても“技術と顧客基盤”が継続できることが買い手のメリットとなります。
買い手が注目する評価ポイント
- 顧客基盤:リピーターの割合が高ければ高評価。
- スタッフ構成:離職率が低く、教育が行き届いている店舗は評価が高い。
- 立地条件:駅近・商業施設隣接・住宅街中心などの立地はプラス要素。
- 口コミ・SNS:Google評価4.2以上、Instagramフォロワー数・投稿頻度も評価対象。
京都では特に「落ち着いた接客」「丁寧な施術」がブランド価値として見られます。
派手な宣伝よりも、
地元女性客からの信頼が買い手に響く要素です。
“売る”ではなく“つなぐ”という発想を
ネイルサロン・まつげサロンのM&Aは、
技術(雇用)と顧客基盤を引き継ぐことです。
「閉業」ではなく「承継」という選択によって、これまで支えてくれたお客様やスタッフの雇用を守ることができます。
経営が安定している今こそ、どのような形で引き継ぐのかを考えるタイミングです。
早めに動くことで、より良い条件での承継が可能になります。
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