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相談事例

2026年01月21日

京都の中華料理店オーナーが知っておくべき、小規模M&Aの売却価格の決め方と相場

京都府内で中華料理店を経営されるオーナー様にとって、後継者不在による出口戦略は、長年守り続けてきた「味」と「地域での居場所」をどう残すかという、極めて重要な決断です。



長年築き上げた「固定客(ファン)」「使い込まれた厨房設備」を正当な対価として受け取る「小規模M&A(事業譲渡)」の最新相場と査定ロジックを解説します。




【スマホで30秒:この記事の結論】



  • 売却相場:「時価純資産 + 利益の1〜3年分」。居抜き売却より高評価。

  • 評価の鍵:立地、独自の看板メニュー、スタッフの継続雇用、ダクト等の設備状態。

  • 戦略的出口:廃業は原状回復費で手残りがゼロになるリスク大。M&Aなら「営業権」を現金化できます。




1. 中華料理店の企業価値を算出する「実務ロジック」



飲食店、特に火力を多用する中華料理店のM&A査定では、一般企業の計算式をベースにしつつも、飲食特有の「設備の劣化状況」と「実質的な集客力」をどう数値化するかがポイントになります。




(時価純資産) + (修正EBITDA × 1〜3年)




① 厨房設備・内装の時価評価


中華レンジ、北京鍋、冷蔵庫、製氷機などの厨房設備は、耐用年数を過ぎていても、メンテナンスが行き届き「即営業可能」であれば価値として認められます。私が査定を行う際は、特に「グリストラップ(油取り)」や「排気ダクト」の状態を注視します。京都の古い物件では、これらインフラの再整備に多額の費用がかかるため、良好な状態を維持していることは、買い手にとって数百万単位のコスト節約=プラス査定に繋がります。



② 修正EBITDA(実質利益)の特定


個人店では、オーナーや親族が現場に入り、人件費を抑えているケースが多いです。査定では「店長や料理人を外注した場合の市場給与」を差し引いた後の利益を「真の事業利益」として再計算します。一方で、個人的な交際費や車両費、過度な節税経費を利益に足し戻すことで、経営実態を可視化します。この「修正後の利益」が、営業権(のれん代)算出の基礎となります。





2. 譲渡価格を最大化する「営業権」の評価ポイント



買い手(飲食チェーン、新規独立希望者、異業種参入企業)が、高くても買いたいと判断する、京都の中華料理店特有の資産を深掘りします。





3. 買収調査(DD)で問われるリスク事項



成約直前の調査で、価格交渉の「弱み」にされやすいポイントを解説します。事前の整理が重要です。




  1. 店舗賃貸借契約の条件:「譲渡承諾」がオーナー(大家)から得られるか。特に、名義書き換え時の承諾料や賃料の値上げ交渉がリスクとなります。京都の古い商店街などは、地主との信頼関係が価格に響くこともあります。

  2. 労務管理の不備:深夜営業に伴う割増賃金の支払い、休憩時間の確保。これらに不備があれば、将来の未払い賃金請求リスクとして、譲渡価格から直接減額される要因となります。

  3. 食品衛生・消防法への適合:防火管理者の選任や消防設備の点検記録。これらが未整備だと、買い手は取得後に多額の是正費用がかかるため、大幅なマイナス査定を提示します。



4. 具体的シミュレーション:京都市内の町中華(売上5,000万円)




時価純資産:800万円
(現預金、厨房設備時価、保証金の一部)


修正後の実質利益(EBITDA):600万円
(オーナー報酬を市場相場へ調整、余剰経費を修正後)


評価倍率:2.0倍
(好立地と安定した常連客を評価)


営業権評価:1,200万円




譲渡想定価格:2,000万円




廃業して「スケルトン(原状回復)」に戻す場合、数百万円の解体工事費を支払う必要があります。一方で、M&A(事業譲渡)であれば、設備だけでなく「営業実績(のれん)」を現金化でき、手残りは数千万円規模で変わります。リタイア後の生活資金を最大化するためには、「店をたたむ」前に「店を売る」という選択肢をロジカルに検討すべきです。



5. 高値譲渡を実現するための「準備リスト」



中華料理店のM&Aを成功させるためには、買い手が「これなら自分でも回せる」と思える環境作りが重要です。








京都の中華料理店
オーナー様への実務相談


長年守り続けた味や設備、地域での信頼をロジカルに数値化し、貴店の「本当の価値」を引き出します。廃業を決める前に、まずは現在の市場価値を確認してください。



  • 立地と固定客を考慮した精緻な資産査定

  • 従業員や大家さんに知られない、完全匿名での売却調査

  • 譲渡後の味の承継と従業員の雇用を守るスキーム提案


https://tsunagupartners.com/contact.php





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