相談事例
2025年11月11日
京都のタクシー業経営者が理解すべき、会社売却の流れやメリット

京都のタクシー業経営者が理解すべき、会社売却の流れやメリット
京都のタクシー業界では、ドライバー不足・車両更新費・配車アプリ対応などの課題を背景に、事業を売却して他社へ承継する動きが増えています。ここでは、会社売却の基本的な流れと、経営者が知っておくべきメリットを整理します。
会社売却の基本的な流れ
- 専門家への相談
まずはM&A仲介会社や専門家に相談し、目的を整理します。何を優先してM&Aを進めるかを考えることが重要です。
- 企業価値の算定
車両台数、免許保有数(一般乗用旅客自動車運送事業免許)、売上・利益などを基に企業価値を算定します。
- 買い手候補の選定
同業大手、他地域のタクシーグループ、観光関連企業などが買い手候補になります。特に「ドライバー確保」「営業区域拡大」を目的とした譲受けが多い傾向です。
- 基本合意とデューデリジェンス
条件についてある程度合意した上で、財務・法務・運行管理体制などの調査が行われます。
- 最終契約と引継ぎ
譲渡契約を締結し、車両・乗務員・営業所などの運営を段階的に引き継ぎます。
売却の主なメリット
- ① 雇用と営業免許の継続
買い手企業が乗務員を継続雇用することで、従業員の生活や雇用が守られます。また、営業区域免許を維持できる点も大きな利点です。
- ② 売却益の確保
保有車両や営業権の評価により、適正な売却益を得ることができます。
- ③ ブランドの継続
長年培った地域ブランドや顧客からの信用を、新しい経営者が引き継いで維持継続できます。
注意点・リスク
- ① 契約条件の確認
売却後の経営関与期間(ロックアップ)や、競業避止義務が設けられるケースがあります。
- ② 税金・費用の発生
譲渡所得税や仲介手数料などを差し引いた実質手取り額を事前に確認しておきましょう。
- ③ 時間がかかる
申請や行政手続きが関係するため、一般的なM&Aよりも期間が長くなる傾向があります。
売却を検討すべきタイミング
業績が安定し、ドライバー数が維持できている段階での売却が理想です。
事業が落ち込んでからでは評価が下がるため、早めの判断が結果的に有利になります。
京都における買い手の傾向
京都では、観光需要の回復を見据えて、他地域のタクシー企業やバス事業者が買収を検討するケースが見受けられます。
また、配車アプリ事業者やモビリティ関連スタートアップが参入する動きも見られます。
まとめ
タクシー会社の売却は、単なる撤退ではなく、「事業を次世代に承継する選択」です。
M&Aは経営者にとって苦渋の決断である一方、取引先や雇用を承継する最良の手段でもあります。
まずは現状を整理し、信頼できる専門家と一緒に方向性を検討しましょう。
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