
〜時価純資産+年倍法で算出する、精密技術と金型資産の正当評価〜
京都という、世界的な精密機器メーカーや研究機関が集積する地で、樹脂成形やプラスチック加工を通じて、日本のものづくりを支えてこられた経営者様。
2026年現在、プラスチック加工業界は、EV(電気自動車)向け軽量化部材、医療機器用高機能樹脂の需要拡大、そしてグリーン・トランスフォーメーション(GX)への対応という、大きな転換期を迎えています。
「後継者がおらず、長年培ってきた成形技術や金型を次代に残したい」
「カーボンニュートラル対応の設備投資を前に、資本力のあるグループと組みたい」
こうした局面で重要になるのが、自社の事業が市場でいくらと評価されるのかという、客観的な「売却価格」の把握です。
本記事では、小規模なプラスチック加工業(射出成形・真空成形・切削加工等)の譲渡において一般的に用いられる「時価純資産+年倍法」と、京都特有の評価ポイントを解説します。
プラスチック加工業の企業価値は、大きく次の2つの要素から成り立っています。
これらを合算して評価するのが「時価純資産+年倍法」です。
基本式
売却価格 = 時価純資産 +(実態営業利益 × 2年〜5年)
製造業は設備投資額が大きいため、他業種と比べて「時価純資産」が価格のベースを大きく支える傾向があります。
まずは、決算書上の純資産を、実態に即した「時価」に修正します。
射出成形機、取り出しロボット、乾燥機、金型温度調節機などの設備は、帳簿上の残存価額が1円であっても、中古市場で価値が残っているケースが多くあります。
特に、電動式成形機や大型機、高精度対応機は、現役稼働していれば高く評価されます。
京都市南区、伏見区、久世郡周辺などの工業エリアでは、工場用地の地価が高止まりしています。
自社所有の工場がある場合、帳簿価格と時価との差(含み益)が、売却価格を大きく押し上げる要因となります。
オーナー経営者が会社に貸し付けている資金は、実態としては自己資本です。
これを負債から除外することで、時価純資産が大きく改善するケースも少なくありません。
年倍法は、その会社が将来にわたって生み出す収益の継続性を評価する考え方です。
これにより、「本来の稼ぐ力」を明確にします。
特定分野での技術優位性がある場合、倍率は大きく引き上げられます。
「この設備と金型は、どれくらい評価されるのか」
「GX対応投資の前に、売却も選択肢に入れるべきか」
無理な営業は一切いたしません。
まずは現状整理だけでも構いません。
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金型の設計・微調整・保守ができる体制や、長年管理してきた金型資産は、強力な参入障壁として評価されます。
島津製作所、京セラ、オムロンなど京都発の世界企業との継続取引は、品質・管理体制の証明となります。
医療機器・光学機器向けのクリーンルーム設備は、2026年現在、極めて高い評価対象です。
バイオマス樹脂、リサイクル材対応など、環境配慮型の製造体制は、大手企業のサプライチェーン残留条件となりつつあります。
プラスチック加工業のM&Aは、引退ではなく、技術と設備を次世代へ繋ぐための攻めの経営判断です。
「成形機が古いが評価されるのか」
「特定顧客への依存が強いが売れるのか」
そうした不安こそ、時価純資産+年倍法で整理することで、現実的な判断材料が見えてきます。
後継者問題、会社売却の不安を一人で抱え込まず、専門家にお話しください。
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