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相談事例

2025年10月20日

後継者不在の放課後等デイサービス業者がM&Aにむけて準備すべきポイント

事務所だより|岡山県の相続専門司法書士たてやま法務事務所

「子どもたちの居場所を残したい」──放課後等デイサービスの経営者が直面する現実



「職員が高齢化し、次の世代がいない」
「制度改正や書類対応が増えて、経営が難しくなった」──。
こうした声を、放課後等デイサービスの現場でよく聞きます。



近年、福祉・介護分野では後継者不在による廃業が急増しています。
放課後等デイサービスも例外ではなく、全国で年間200件以上の廃業・休止が報告されています。
一方で、「想いを引き継いでくれる買い手に譲りたい」という経営者も増え、
福祉分野のM&Aが静かに広がり始めているのです。



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なぜ今、放課後等デイサービスのM&Aが増えているのか



放課後等デイサービスは、制度上指定事業であり、
行政の認可を得て運営するため、新規参入のハードルが高い業種です。
そのため、すでに運営実績と職員体制を持つ事業所は、
「買い手にとって非常に魅力的な資産」になります。



特に以下のような条件を満たす事業所は評価されやすい傾向があります。




買い手が注目するポイント

・自治体との指定更新や監査対応が安定している

・保護者からの信頼が厚く、利用者が継続的に通っている

・児童発達支援管理責任者(児発管)・保育士が確保されている

・職員の定着率が高く、現場運営がスムーズ



つまり、放課後等デイサービスのM&Aは「売上」よりも「運営の安定性」が重視されます。
これは、福祉系M&A特有の評価基準です。



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想定される買い手のパターン



放課後等デイサービスの買い手は、大きく分けて2つの方向性に分類されます。




① 水平方向(同業・地域拡大型)

・既に複数施設を運営する法人が、隣接エリアに拠点拡大。

・利用者の送迎効率を高め、職員配置を共有できる。

→ 例:京都市内で2施設を持つ法人が、亀岡・宇治に進出するケース。



② 垂直方向(異業種・機能拡張型)

・介護事業・児童発達支援・学習支援塾などが新規参入。

・利用世代を拡張し、グループ全体で支援を継続できる。

→ 例:児童発達支援事業者が「小学生期まで対応」するためM&Aを実施。



このように、買い手側は「地域の支援ネットワークを広げたい」「支援の連続性を高めたい」といった意図を持っています。
売り手が自社の理念・強みを整理できていれば、想いを共感してくれる買い手に出会える可能性が高まります。



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後継者不在の事業者が準備すべき3つのポイント



① 行政・指定関連の情報整理

指定書類、監査記録、職員配置表などを最新状態に保つ。

→ 自治体との信頼関係がそのまま「事業価値」として評価されます。



② 職員体制・シフト・資格状況の整備

児発管・保育士・指導員の在籍情報を一覧化。

→ 職員離職率や勤続年数が高いほど、買い手は安心します。



③ 利用者データと保護者対応履歴の可視化

・利用児童数、利用日数、契約期間などをまとめておく。

・苦情や要望への対応記録を残しておくと、信頼度が高まります。



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M&Aを進める際の注意点



放課後等デイサービスのM&Aでは、情報漏洩を防ぐために秘密保持契約(NDA)を必ず締結します。
従業員や保護者に知られず進めることができ、譲渡後も継続性を保ちやすいのが特徴です。



また、譲渡後に数カ月~半年程度残る「顧問型引継ぎ」を希望する買い手も多く、
これにより現場の混乱を防ぎながら理念を伝えることができます。



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「閉じる」ではなく「つなぐ」──想いを未来へ



廃業を選ぶと、利用児童や保護者に大きな影響が及びます。
一方でM&Aであれば、スタッフも子どもたちも、通い慣れた環境をそのまま維持できます。



経営者が背負ってきた理念や地域のつながりを、
次世代に託すための選択として、M&Aは有効な手段です。



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まずは専門家への匿名相談から



「まだ売るつもりはないけれど、今後を考えたい」
「職員に知られずに相談したい」
そんな段階でも問題ありません。



M&Aは“会社を手放す話ではなく、想いを残すための手段”です。
早めの準備が、理想的な承継につながります。




・法人名や代表名を出さなくても構いません。

・お問い合わせフォームのお名前欄は仮名でも大丈夫です。

・ご相談後の営業行為は一切ありません。無理な営業はいたしません。


まずは、事業を残すための第一歩を一緒に整理してみませんか。



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事業承継で悩みを抱える経営者様へ。京都所在のつなぐパートナーズでは、中小企業診断士である代表が、秘密厳守、相談無料、完全成功報酬でご支援します。貴社に合った“出口戦略”を一緒に考えましょう。



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