

京都・嵐山や清水寺周辺では、今も多くの観光客が着物姿で行き交います。
インバウンドが回復し、観光地のにぎわいが戻ってきたように見えますが、
その一方で、廃業を決断するレンタル着物店も増えています。
「コロナ前の売上には戻ったけれど、従業員が集まらない」
「後継者がいない」「借入金や保証の重荷を減らしたい」。
こうした声は、観光業全体でもよく聞かれます。
レンタル着物業は在庫・人材・天候・立地などに影響されやすく、
経営が安定していても体力的・経営的な理由で次の一手を考える時期に来ている事業者が多いのです。
後継者がいない場合、もっとも一般的な選択肢は「廃業」です。
しかし、レンタル着物店のように資産を多く抱える業種では、
廃業には大きな損失が伴います。
着物・帯・小物・什器などの処分費用や手間がかかり、
経営者にとっても精神的な負担が大きくなります。
一方、M&A(事業譲渡・株式譲渡)であれば、
これらの資産や従業員、顧客との関係をそのまま引き継ぐことができます。
買い手はすぐに事業を引き継げる環境を手に入れ、
売り手は「店を閉める」よりも良い条件で次につなげることが可能です。
特に、写真スタジオやホテル、観光事業者にとって、
レンタル着物店は観光体験を拡張できる魅力的な事業資産です。
① 財務・契約関係を整理する
・店舗の賃貸契約(期間・保証金・更新条件)を確認
・従業員の雇用形態・給与体系を明確にする
・借入金やリース契約を一覧化
→ 買い手が安心できる「見える化」は信頼を生みます。
② 着物・備品・設備の棚卸しを行う
・着物の種類・点数・状態をリスト化
・撮影用小物や美容用品なども資産として評価
・クリーニングや修繕履歴をまとめておくと好印象です。
③ ブランドや予約データを整理する
・GoogleマップやSNSの口コミ状況
・多言語対応の有無
・予約サイトや公式LINEなどの顧客データ
→ 集客の仕組みを持つ店舗ほど、買い手からの評価が高まります。
これらを準備しておくことで、交渉がスムーズに進み、
より良い条件での承継を実現できます。
M&Aは、いきなり会社を売るものではありません。
まずは自社の価値を整理するところから始まります。
専門家に相談すれば、タイミング・相場・手法(株式譲渡か事業譲渡か)を
客観的に整理することができます。
スタッフや顧客に知られず進めたい場合は、
秘密保持契約(NDA)を結んでから情報開示するのが基本です。
実際に交渉が進むのはごく一部の買い手のみなので、
早めに準備しておくことが安心につながります。
また、譲渡後に一定期間、経営アドバイザーとして関わることで、
着付けのノウハウや店舗運営のポイントを伝える形も可能です。
職人型の事業では非常に有効な方法です。
「まだ売るつもりはないけれど、今後を考えたい」「家族に知られずに相談したい」。
そんな段階でも問題ありません。
M&Aは“店を手放す”話ではなく、“店を残す”ための手段です。
現状を整理することが、第一歩になります。
・店舗名や法人名を出さなくても構いません。
・お問い合わせフォームのお名前欄は仮名でも大丈夫です。
・ご相談後の営業行為は一切ありません。無理な営業はいたしません。
まずは、事業を残すための第一歩を一緒に整理してみませんか。
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