長年続けてきた造園業。職人の高齢化・後継者不在——廃業を決める前に、M&Aという選択肢を知っておいてください。
造園業のM&Aは、建設業許可・熟練職人・取引先を一体で引き継げる点が評価されます。廃業すれば長年培ってきた職人の技と取引先が失われますが、M&Aなら次の経営者に引き継いでもらうことができます。
造園業がM&Aで評価される理由
①建設業許可・造園工事業の価値
造園工事業の建設業許可を新規取得するには、専任技術者・財産要件等を満たす必要があります。取得済みの許可ごと引き継げるM&Aは、買い手にとって大きな価値があります。
②熟練職人・造園技術者の人材価値
造園技術は習得に長年かかります。樹木の剪定・庭石の据え付け・池の施工など、経験ある職人ごと引き継げるM&Aは買い手にとって即戦力の確保になります。
③寺社・旅館・個人邸宅との取引関係
寺社仏閣・料亭・旅館・個人邸宅との継続的な庭園管理契約は、安定した収益基盤として高く評価されます。年間契約・定期管理の実績が多いほど評価が上がります。
④重機・車両・資材の価値
高所作業車・クレーン・運搬車両などの設備は高額です。稼働中の状態での評価は高く、廃業して処分するより大きな価値を生みます。
売却価格はどう決まるか
小規模M&Aでは一般的に「時価純資産+年倍法(修正営業利益の数年分)」で算定されます。黒字でも借入が多く債務超過なら価格はつきません。逆に利益が少なくても、設備・定期管理契約・職人の価値が厚ければ価格が上がります。まずは財務諸表(決算書)を見せていただければ、おおよその価格帯をお伝えできます。
京都の造園業M&Aの特徴
京都には世界遺産の寺社・料亭・老舗旅館・茶室が多く、庭園管理の需要が全国でも特に高いエリアです。こうした京都特有の施工実績・伝統的な造園技術を持つ会社は、通常の造園業より高く評価されます。東京・大阪の買い手から「京都の庭園施工ができる会社を探している」というニーズも存在します。
M&Aで想定される買い手
- 同業の造園会社:エリア拡大・技術者確保・取引先獲得
- 建設会社・外構工事業者:造園機能の内製化
- 緑化・環境関連企業:事業領域の拡充
- 独立希望の職人:技術・取引先ごと引き継いで独立
売却の流れ
- 相談・秘密保持契約:会社名・所在地は出しません
- 企業価値の算定:許可・職人・取引先・財務をもとに算定
- 買い手候補の探索:同業・建設・独立希望者等を対象に探します
- 交渉・条件の調整:価格・雇用・取引先への引継ぎ期間を調整
- 最終契約・クロージング:段階的に引き継ぎを進めます
「売ると決めたわけではない」という段階でも構いません。
会社がいくらになるのか、廃業と売却どちらが得なのか——そういった入口でも、お話をお聞きします。
一人で抱えているより、一度ご相談いただく方が、気持ちが楽になることがあります。
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ご相談を、代表の吾郷が直接お受けします。


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