長年続けてきた焼肉店。後継者不在・設備の老朽化——廃業を決める前に、M&Aという選択肢を知っておいてください。
焼肉店のM&Aは、固定客・仕入れルート・ロースター設備・立地を一体で引き継げる点が評価されます。廃業すれば常連客が行き場を失いますが、M&Aならその心配がありません。
焼肉店がM&Aで評価される理由
①仕入れルート・精肉業者との関係
黒毛和牛・ブランド牛の安定した仕入れルートは、新規参入では得られない価値です。産地・牧場・卸業者との長年の関係が価格を押し上げます。
②固定客・法人利用の価値
宴会・接待・法人ランチの固定利用は、安定した収益基盤として高く評価されます。予約台帳・固定客データが引き継ぎ後の集客を支えます。
③ロースター・換気設備の価値
焼肉専用のロースター・排煙ダクト・換気設備は高額です。焼肉専用設備の整った居抜き物件は、新規出店より大幅にコストが低くなるため買い手から需要があります。
売却価格はどう決まるか
小規模M&Aでは一般的に「時価純資産+年倍法(修正営業利益の数年分)」で算定されます。黒字でも借入が多く債務超過なら価格はつきません。逆に利益が少なくても、固定客・仕入れルート・設備の価値が厚ければ価格が上がります。まずは財務諸表(決算書)を見せていただければ、おおよその価格帯をお伝えできます。
京都の焼肉店M&Aの特徴
京都は観光客・インバウンド需要があり、高品質な焼肉店への需要が安定しています。また料亭・高級飲食店の多い京都では、接待需要・宴会需要が安定しており、法人顧客を持つ焼肉店は特に高く評価されます。
M&Aで想定される買い手
- 焼肉チェーン・飲食グループ:エリア拡大・ブランド取得
- 独立希望の飲食人:固定客・設備・仕入れルートごと引き継いで独立
- 精肉業者・食肉卸業者:小売・飲食機能の内製化
- 異業種からの参入企業:飲食業への新規参入
売却の流れ
- 相談・秘密保持契約:店舗名・所在地は出しません
- 企業価値の算定:固定客・仕入れルート・設備・財務をもとに算定
- 買い手候補の探索:チェーン・独立希望者・食肉業者等を対象に探します
- 交渉・条件の調整:価格・スタッフの処遇・引継ぎ期間を調整
- 最終契約・クロージング:段階的に引き継ぎを進めます
「売ると決めたわけではない」という段階でも構いません。
会社がいくらになるのか、廃業と売却どちらが得なのか——そういった入口でも、お話をお聞きします。
一人で抱えているより、一度ご相談いただく方が、気持ちが楽になることがあります。
あわせて読まれています
ご相談を、代表の吾郷が直接お受けします。


コメント