長年地域の患者さんを診てきた。でも体力的に続けるのが難しくなってきた。後継者もいない——廃院を決める前に、M&Aという選択肢を知っておいてください。
内科・クリニック・診療所のM&Aは、患者・設備・スタッフを一体で引き継げる点が評価されます。廃院すれば通院中の患者が困ります。M&Aならその心配がありません。
内科・クリニックがM&Aで評価される理由
①通院患者・カルテの価値
定期通院の慢性疾患患者(高血圧・糖尿病・高脂血症等)は、引き継ぎ後すぐに収益を生む資産です。患者数・カルテ数・定期処方の件数が多いほど高く評価されます。
②保険医療機関の指定
保険診療を行うための保険医療機関の指定は承継可能です。新規で指定を取得するより、既存のクリニックを引き継ぐ方がスムーズに診療を開始できます。
③医療設備・機器の価値
レントゲン・超音波・心電図・血液検査機器などの設備は高額です。稼働中の状態での評価は高く、廃院して処分するより大きな価値を生みます。
④スタッフ・看護師の人材価値
看護師・医療事務スタッフの確保は開業医にとって大きな課題です。経験あるスタッフごと引き継げるM&Aは、買い手にとって即戦力の確保になります。
廃院よりM&Aが有利な理由
廃院すると、通院中の患者への転院案内・医療機器の撤去・原状回復が必要です。長年診てきた患者への対応は精神的にも大きな負担です。M&Aなら患者・スタッフ・設備の価値が評価され、売却対価を受け取りながら患者を守ることができます。
M&Aで想定される買い手
- 若手医師・開業希望の医師:既存の患者・設備ごと引き継いで開業
- 医療法人・クリニックグループ:エリア拡大・分院展開
- 病院法人:地域の外来患者を取り込むためのクリニック取得
- 医療コンサル・投資家:医師を招聘して診療所を運営
売却の流れ
- 相談・秘密保持契約:クリニック名・所在地は出しません
- 企業価値の算定:患者数・売上・設備・スタッフをもとに算定
- 買い手候補の探索:若手医師・医療法人・グループ等を対象に探します
- 交渉・条件の調整:価格・患者への引継ぎ・スタッフの処遇を調整
- 行政手続き・最終契約:保険医療機関の承継手続きも対応します
京都でのM&Aの特徴:京都市は高齢化率が高まっており、かかりつけ医へのニーズが増加しています。また大学病院・総合病院との連携がある内科・クリニックは、地域医療の中核として高く評価されます。京都市内の好立地物件は特に買い手から需要があります。
「売ると決めたわけではない」という段階でも構いません。
会社がいくらになるのか、廃業と売却どちらが得なのか——そういった入口でも、お話をお聞きします。
一人で抱えているより、一度ご相談いただく方が、気持ちが楽になることがあります。
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ご相談を、代表の吾郷が直接お受けします。


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