印刷会社を長年続けてきた。でもデジタル化の波で仕事が減り、後継者もいない。このまま廃業するしかないのか。
印刷業のM&Aは、設備・取引先・技術者を一体で引き継げる点が評価されます。廃業するより高く売れるケースも少なくありません。
印刷業がM&Aで評価される理由
①印刷機械・設備の価値
オフセット印刷機・デジタル印刷機・製本機など、印刷設備は高額です。稼働中の状態での評価は高く、廃業して処分するより大きな価値を生みます。
②長年の取引先・受注実績
官公庁・病院・企業との継続的な印刷受注は、安定した収益基盤として評価されます。新規参入では得られない取引関係が価値になります。
③熟練オペレーターの人材価値
印刷技術を持つオペレーターの確保は業界全体の課題です。経験ある技術者ごと引き継げるM&Aは、買い手にとって大きな魅力です。
④許認可・資格の価値
個人情報保護のPマーク・グリーン印刷認定など、取得済みの認証は差別化要素として評価されます。
廃業よりM&Aが有利な理由
廃業すると、大型印刷機の撤去・スクラップ費用が発生します。印刷機は中古市場での買取価格が低く、撤去費用を引くとほぼ手残りがありません。M&Aなら設備・取引先・技術者の価値が評価され、売却対価を受け取ることができます。
M&Aで想定される買い手
- 同業の印刷会社:設備拡充・取引先獲得・エリア拡大
- デザイン・広告会社:印刷機能を内製化したい会社
- 包装・パッケージ会社:印刷機能との垂直統合
- 異業種からの参入企業:印刷業への新規参入を目指す会社
売却の流れ
- 相談・秘密保持契約:会社名は出しません
- 企業価値の算定:設備・取引先・技術者・収益をもとに算定
- 買い手候補の探索:同業・異業種等を対象に探します
- 交渉・条件の調整:価格・雇用・引継ぎ期間を調整
- 最終契約・クロージング:段階的に引き継ぎを進めます
京都でのM&Aの特徴:京都には観光土産品・和菓子・伝統工芸品などの印刷需要があります。また京都の伝統産業(西陣織・友禅・清水焼等)関連の印刷受注を持つ印刷会社は、京都ブランドと合わせて評価されます。
「売ると決めたわけではない」という段階でも構いません。
会社がいくらになるのか、廃業と売却どちらが得なのか——そういった入口でも、お話をお聞きします。
一人で抱えているより、一度ご相談いただく方が、気持ちが楽になることがあります。
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ご相談を、代表の吾郷が直接お受けします。


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